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PCX初期型(JF28)の後期型を自分でDIYでオイル交換してみた

私のお出掛け用125ccスクーターのPCX。自分のPCXは初期型(JF28)の後期型です。このPCXをDIYで自分でオイル交換をしてみました。普段はショップでオイル交換を済ませているPCXもたまには自分でやってみるか!ってな感じでオイル交換をやってみましたよ。

オイル交換に必要なものを準備

普段はPCXを購入したショップでオイル交換を済ませているのですが、今回ウチにある3台のスクーター(PCX、NMAX、シグナスZ)が同時にオイル交換時期を迎えたので、3台同時にDIYでのオイル交換を実施してみました。

オイル交換に必要なものを最初に準備しておくといいのですが、その辺については別記事にまとめていますので、そちらを読んでください。

→スクーターのオイル交換に自動車用オイル?3台一気に交換してみた

今回のPCXのオイル交換はオイルストレーナーの清掃も行うので、デイトナのPCXオイル交換パーフェクトセットを購入しておきました。

これは必要なパッキン類がセットになったもので、ネットで買うと安く購入出来るのでオススメですよ。

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その他必要な道具はこちらのNMAXのオイル交換の記事も合わせてお読みください。

→NMAX125のエンジンオイルの交換をDIYで自分でやってみた

ここではPCXのオイル交換に必要な工具を紹介しておきます。

12ミリと17ミリのソケットレンチ。

PCXもNMAXやシグナスZと同様にオイルドレンボルトが2つあります。通常のオイル排出のドレンボルト(12ミリ)とオイルストレーナー(茶こしフィルター)付きのドレンボルト(17ミリ)の2つです。

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あと、⬆こちらの大きめのスピナーハンドルは硬いボルトも難なく外せるので1本あると本当に便利ですよ。

それとオイルストレーナー付きのドレンボルトを外しやすくするために、予めリアブレーキワイヤーの固定具を外しておくのですが、そのときに8mmのソケットまたはスパナが必要になります。

さあ必要なものが揃ったらレッツオイル交換!

PCXのオイル交換作業

では早速PCXのオイル交換を始めましょう。

まずはお約束の作業。

交換前にエンジンを掛け、しばらくアイドリング(2~3分)し、エンジン停止してからしばらく置いて(1~2分)からオイル注入口のオイルフィラーキャップを外してオイルの抜けを良くしてから始めます。

まずは古いオイルを排出

それでは古いオイルを排出しましょう。

車体右側下部、ラジエーターカバーの真下辺りにある赤丸部分のドレンボルト(12ミリ)を外します。

拡大したところ。このボルトを外します。ある程度緩めたらオイル受け皿を用意し、ポリエチレン手袋をハメて手回しで外しましょう。

古い汚れたオイルが排出されます。

外したドレンボルトをパーツクリーナーで綺麗にしてから、デイトナのPCXオイル交換パーフェクトセットに附属のパッキンを装着します。

オイルが抜けたら排出口を紙ウェスで綺麗に拭いてからドレンボルトを取り付けます。最初は手回しで締めていき、最後はトルクレンチで締め付けます。締め付けトルクは24Nmです。トルクレンチが無ければ短めのレンチで締めていき、止まったところから軽くクッと締めるくらいでOKです。くれぐれも締め過ぎに注意!

続いてオイルストレーナーの取り外し&清掃

次にオイルストレーナーを外して清掃しましょう。

今度は車体左側の下部、センタースタンドの付け根辺りを見てください。赤い四角が17ミリのストレーナー付きのキャップなんですが、ご覧のようにリアブレーキワイヤーが邪魔して外せないので、赤丸部分の固定具を先に外してからワイヤーをずらしておく必要があります。

このように、私は8ミリのソケットをT字型のハンドルに装着して外しましたが、そんなに固くないので無ければスパナでも大丈夫でしょう。

はい外れました。

ワイヤーをずらしてから17ミリのソケットレンチでストレーナーのキャップを外します。

ここがキモなんですが、ある程度緩めたらセンタースタンドからサイドスタンドに変えます。ここからも当然残りのオイルが排出されるので、斜めの方が抜けやすいからです。

オイル受け皿を用意してポリエチレン手袋をハメたら手回しで外しましょう。写真では手袋していませんが、手がオイルまみれになりたくなければしておいてくださいね。

外したストレーナーキャップとオイルストレーナー本体。

ストレーナー(茶こしフィルター)には結構な量の鉄粉が付着していますね。

パーツクリーナーで綺麗に清掃しました。

ストレーナーキャップのゴムパッキンをPCXオイル交換パーフェクトセットに附属の新品のゴムパッキンに替えて、元の形に組み上げます。

オイル排出口の汚れを紙ウェスで綺麗に拭いてから、

ストレーナー一式をまずは手で締め込んでから最後にトルクレンチで締め込みます。指定トルクは20Nm。トルクレンチが無ければ短めのレンチで軽く締めてください。絶対に締めすぎないように!

オイルフィラーキャップのゴムも新品に替えておきましょう。古いゴムパッキンを外してから、パーツクリーナーで綺麗にして、

デイトナのPCXオイル交換パーフェクトセットに附属の新品のゴムパッキンに替えておきます。

ここまで来たら後は新しいオイルを注ぐだけ!

オイルジョッキに新しいオイルを指定量(PCXは0.8L)入れてから、

オイルジョウゴを使ってオイルを注ぎます。

エンジンを掛けてしばらくアイドリングしてから、エンジンを切ってしばらくたってからオイル量を測ります。フィラーキャップのアッパーレベルとロアーレベルの間に液量があればオッケーです。

忘れずに先程外しておいたリアブレーキワイヤーの固定具も戻しておいてくださいね。

最後にドレンボルト、ストレーナーキャップ、車体下部をチェックしてオイル漏れが無いか確認してください。これでPCXのオイル交換は完了です。お疲れ様でした!

まとめ

オイル交換後の走行って、いつも気持ちがいいですよね。スムースに加速して音も静かになります。

オイル交換は、確かにオイルが手に付いたり廃油の処理なども考えないといけないので面倒と言えば面倒です。普段はショップなどに任せておいてもいいでしょう。

でも、数回に1度くらいは愛車の健康状態をチェックしながら自分で交換してみるといいですよ。自分でやってみるとなかなか気持ちがいいものです。

オイル交換は最も重要なメンテナンスです。ぜひともたまには自分でやってみて愛車を大事に乗っていってくださいね。

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