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燃料添加剤でカーボン除去!最強のワコーズに匹敵?激安PEAをバイクに試す

クルマやバイクに乗っていると、どうしてもエンジン内部に堆積してしまうカーボン。このカーボンをお手軽に除去出来ると言われているのが、特にPEAなるものが配合されている燃料添加剤らしい。そのPEAが多く配合されていて最強と謳われているのがワコーズのフューエルワン!だけどちょっとお高い、、、。 ということで「PEA配合量はフューエルワンに匹敵」と言われているのにもっと安い製品をバイクに試してみましたよ。

カーボン除去って必要なんかね?

正直これまで私もカーボン除去って考えたことはありませんでした。

しかし、、、。

先日シグナスZのマフラーの錆取り&塗装を敢行したところ、錆取りの過程でクエン酸を溶かしたお湯にどぶ漬したマフラー内部から何やら黒い物体がたくさん出てきたんですよね。

で、その後マフラーを取り付けたらやたら調子がいい。あれ、きっとマフラー内に堆積したカーボンだったんじゃないか?堆積したカーボンが取り除かれたことによって本来の性能が戻ったんじゃないか?ってなことを考えたワケです。

マフラーでこの効果ならばエンジン内のカーボンを除去することは、メリットこそあれデメリットは皆無なはずだ!ということでお手軽にカーボン除去出来るPEA配合の燃料添加剤で試すことにしました。

PEA配合の燃料添加剤と言えばワコーズのフューエルワン

お手軽に燃料添加剤でエンジン内部のカーボンを除去する場合、良く挙げられているのがワコーズのフューエルワン。↓

https://amzn.to/3S99OZW

またはヤマハが出しているヤマルーブPEAカーボンクリーナー。↓

https://amzn.to/3S79VoJ

私も最初はこのどちらかにしようと思ったんだけど、どっちも2000円弱くらいしますよね。それほど高くはないけど、単純に燃料添加剤として考えるとちょっと高いかなあ?ということで探してみたら、いいのがあるじゃないか!

で、自分が実際に購入したのがこちら。↓

https://amzn.to/47nDffa

古河薬品工業(KYK) 添加剤 フュエルクリーンハイブリット プレミアム

です。

これのいいところは、ずばりコスパ!

上記のワコーズやヤマハの製品並にPEAを含んでいるみたい(レビューでは若干少ないみたいです)なのに、その値段は半額以下!!さらに製品自体の容量がワコーズやヤマハが200mlなのに対し、こちらの製品は300ml!いやあウチはスクーターがなにせ3台もあるので、出来るだけ量が多くて安くて効果が高いものが欲しい!

300mlもあれば3台それぞれに2回ずつ添加出来る!ということで早速試してみましたよ。

添加量を計算&必要なものを用意

3台のスクーターに一体どれだけの量を添加すれば良いのか?まずは計算しなければならない!とはいえ私は数学というか計算が大の苦手、、、。ここは数学が大好きなカミさんにお願いしましたよ。

計算方法

フュエルクリーンハイブリットプレミアムの添加量はパッケージに記載あり。

燃料40L〜70Lにつき1本(300ml)を投入してください

とのこと。

ということでまずは燃料1Lにつきどのくらい添加すればいいのかを算出すれば分かりやすいですね?なので分かりやすくするために単位をL(リッター)になおしていくことにする!

1000ml=1L  ・300ml=0.3L として
40Lの場合↓
0.3L÷40L=0.0075L これをmlに直すと7.5ml
70Lの場合↓
0.3L÷70L=0.0043L これをmlに直すと4.3ml

燃料が40Lの場合は1Lにつき本製品を7.5ml添加すればいいし、燃料が70Lの場合は1Lにつき4.3ml入れれば良いということ。

40L〜70Lというのも悩むので、ここはその中間の燃料の値にしたいので

7.5+4.3=11.8 それを2で割ると5.9。

よって1Lにつき添加剤を5.9ml入れれば良い!5.9は半端なので6mlをいれればOKということらしいです。カミさんに頼んで良かった〜!!

1Lあたり6mlを添加すれば良いことが分かったので、あとは3台のスクーターそれぞれの燃料タンクの容量から添加容量を導いていくだけですな。

  • シグナスZ 燃料タンク7.3L→添加剤の量44.8ml
  • NMAX   燃料タンク6.6L→添加剤の量39.6ml
  • PCX    燃料タンク5.9L→添加剤の量35.4ml

半端な量はわかりづらいので、

  • シグナスZ 45ml
  • NMAX   40ml
  • PCX   35ml

とする!!

この計算だと3台それぞれ2回ずつ添加出来る!それでも60mlほど余るんだからこれでOK!!

いやあ疲れた〜!計算大嫌いっすわ。カミさんに感謝です。

必要なアイテムを購入

あとは正確な添加に必要なものを準備しました。

計量カップ 正確な容量を測るための計量カップと、、、。

保存容器 必要な量の添加剤をガソリンスタンドまで持ち運ぶための容器!

どちらも百均のダイソーで購入。ちなみに容器は2つで100円でした!

必要なアイテム では役者が揃ったところでレッツ添加!

とりあえずシグナスZとNMAXに添加してみる

ちょうどシグナスZとNMAXが給油のタイミングだったので、私とカミさんでそれぞれ分乗してガソリンスタンドに行ってきました。

保存容器に入れた添加剤 まずはそれぞれ必要な量を計量カップで測ってから、容器に入れました。左がNMAXの分で右がシグナスZの分です。

容器を収納1 NMAXは左側のハンドル下にあるドリンクホルダーに入れて、、、。

容器を収納2 シグナスZはフロントの鍵付き小物入れに入れて持っていきました。

あとは給油時に添加するだけ!私の場合は最初に添加剤を投入してから給油しました。なんかその方が燃料と添加剤が良く混ざりそうなので。ちなみに添加剤はかなりトロみがあって、全部入れるのに少し時間が掛かります。なんかそれだけでも効果がありそうですな。

で感想は?

給油完了していざエンジン始動!

お!なんか始動がめちゃくちゃスムーズ!これはカミさんの方のNMAXも同様らしく「おー!なんかメッチャ元気いい!」なんて叫んでました。

そのままガソリンスタンドを出て家まで軽くプチツーリングがてら遠回りしながら帰ったんですが、アクセルが全域で軽くなってます。加速もいい感じ。

まあプラシーボ効果?と思われるかもしれませんが、いやあ実際結構違いが出てる気がしますね。

ただ思うにこういうものは、新車や比較的新しめの中古車よりも年数が経っていたり走行距離が多い車両の方がその効果がはっきり出やすいと思います。

そういった意味では私のシグナスZやカミさんのNMAXはいい感じに効果が出やすくなっていると思います。

カーボン除去だけでなくトータルでメンテナンスを

今回PEA配合の燃料添加剤を投入したら体感で感じることが出来るほどの効果を実感しました。

とはいえ、ここまで私のシグナスZは比較的短期間で

  • ギアオイル交換
  • エアフィルター交換
  • アフターファイヤーの修復
  • マフラーの錆取りからの偶然的なカーボン除去

などを施しているので、このシグナスZの好調さは燃料添加剤によるカーボン除去だけによるものではないと思います。やはり常日頃バイクに触れて愛情を持ってメンテするのが一番ですね。

ちなみに、、、。

最後にひとつ注意点を。

こういったカーボン除去に効果的なPEA配合の添加剤は、使用によりはがれ落ちたカーボンがエンジンオイルに流入するようです。

なので使用するタイミングとしてはオイル交換前に施工するのが良いようです。オイル交換が間近に迫っているなら是非お試しあれ。安いのに効果抜群!オススメでっせ。

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