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シグナスZのアフターファイヤー(排気漏れ)の原因はこれ!修復完了

数カ月前からアクセルを戻したときに「パリパリパリ!」と排気音が異音を奏でていた我がシグナスZ。それでも特に走行に問題はなく、あまり気にしていなかったのですが、2021年の年明け早々いつものように出勤しようとシグナスZのエンジンを掛けたところ、、、。

「バリバリバリバリ!!」

と明らかにマフラーからの排気音が爆音になっとるがな!!その日はシグナスZでの出勤は諦め、急遽PCXで出勤したので事なきを得ましたが、いずれにしろ早く直さないといけませんな。

帰宅後ネットで調べてみると、これはどうやらエンジンの排気側で問題が起きているアフターファイヤーというものらしい。症状からみると今回のパターンはその中でも典型的な排気漏れが原因のようです。ということで早速修復を試みてみましたよ。

まずはアフターファイヤー〜排気漏れ〜の原因を探る

休日にじっくりとシグナスZのマフラー周辺を観察してみました。

特に異常なし。

こっちも特に異常なし、、、。っていうか汚いマフラーだなあ。今度サビを落として塗装などを施したいものだな、と別のことを考え始めてしまってます。

マフラーの付け根も特に問題なし、、、。それにしても汚いなあ。しかし付け根から出てるもう一つの配管はなんだろな?

この配管を辿っていくと、、、、。

Oh!Jisus!なんてこったい! 完全にゴムの配管が硬化のためにポッキリいってます。

正確には右側のポッキリいってるところは、発見したときは亀裂が入っていただけだったんですが、触っていたらポキっと逝かれました、、、。

とりあえず無残に折れたゴム管を外し、工具とともにパシャリ!と記念撮影。

などと悠著なことを言ってないで、こいつに変わるゴム管を買って来なければ!当然純正品を購入するのが最も安心なのですがシグナスZは中国ヤマハのバイクっす。純正品を購入するのは非常に面倒です。

ゴム管を外した配管の内径を測ると12mm。憐れな残骸と化したゴム管の内径も測ってみるとやはり12mmです。

ちなみにこの配管を辿っていくと、何やら触媒?みたいなものやAIR INDUCTION SYSTEM ASSY(パーツリストにて確認)なるものに繋がっているので空気や混合気の通り道っぽい。なので油や燃料が通っているわけではなさそう。

そこまで分かればOK!あとはホームセンターへレッツゴー!!

ホームセンターでゴム管を買ってきた!

早速PCXを走らせ、近くのホームセンターにてゴム管をゲットしてきましたよ!

本当は黒いのが欲しかったんだけど、内径12mmでしっかりしたものはこいつしかなかったんですよ。

一応予備として内径15mmのホースと水道ホースを止める為の、至るところでよく見かけるバンドも買っておきました。

準備万端!いざ装着!!

、、、。

結果から言うと、ハマりませんでしたわ。 内径12mmの配管に内径12mmのゴム管。当然押し込めばハマると思ってたんですが、買ってきたゴム管がしっかりしてるというか硬いというか、どう押し込んでもハマらない!!

一応、予備で買ってきた透明な内径15mmのゴム管と水道ホース用配管で繋いでみたら排気漏れによるアフターファイヤーはしっかり治ってました。

これでいっか?!と思ってテスト走行に行ってみたところ、このホース自体が薄くてフニャフニャしてて、走行途中にスッポ抜けてしまうという体たらく、、、。

っていうか流石に透明だしかっこ悪いので、やはり別のホースを買いにいくことにしました。

別のホースを別のホームセンターに買いに行く

ということで、面倒ながらも別のホームセンターにホースを買いにいくことにしました。

で、買ってきたのがこいつらだ!!

ともに内径15mm。ホースの壁はしっかりと分厚く、曲げても簡単には折れ曲がらないタフなやつら!

どちらを使おうかな?と一瞬迷ったものの、やはり車やバイクに使われているホース類は黒いものが圧倒的!ということで選んだのはこちら。

カクイチ 散水用ホース PRO ブラック 内径15mm 外径20mm P315D

というもので、ネットの通販でも買えます。ホームセンターならば切り売りで必要な分だけ買えるのでお得かな?

で、いきなり完成!

外径が20mmもあるので、ホースバンドがしっかりと食いついてガッチリ固定されていますね。さらに曲げにも強くしっかりとエアーの軌道が確保されています。

テスト走行をしばらく続けても全く違和感、問題等ありません!外れてしまうような不安もなし。

というか亀裂自体は結構前からあったんでしょうね。以前よりもアクセル操作に対するレスポンスが良くなってるような気がします。排気漏れによる無駄がなくなったんだから当然か。

まとめ

純正パーツが入手しにくいシグナスZのような逆輸入バイク旧車などは、ホームセンターなどで創意工夫を凝らして代用品を探すのも楽しいもんです。

取り付けから数ヶ月経つも、全く異常なく正常な状態を保ってます。

また劣化したら同じように取り付ければいいだけ!まだゴム管余ってるしね。

ちなみに最初に買った、どうしてもはまらなかったゴム管はというと、、、。

このエアフィルターケースから出ているゴム管が汚かったので掃除しようとしてたら、やはり劣化していたらしくバリっと破けてしまいました。なので、、、。

こちらにはなんとかはまり、無事に活用することが出来ましたとさ。

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