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シグナスZのヘッドライト&ポジションランプのLED化

もう購入してから10年目を迎えた、我が通勤号の中国ヤマハ製125ccスクーターのシグナスZ。特に不満なく稼働していますが、暗いヘッドライトだけはあまりよろしくありません。しかしそんな暗いヘッドライトとポジションバルブをLED化するとかなり明るくなるので、やり方を解説します。

購入してすぐに変えたヘッドライトとポジション球

2011年の8月に購入してから特に大きなトラブルもないまま10年目を迎えたシグナスZですが、ヘッドライトとポジション球は購入してすぐに社外品に交換していました。純正品のヘッドライトは正直暗かったのと、ポジションランプとついでにテールランプも省電力目的でLEDに交換していました。ちなみにヘッドライトは当時はまだLEDヘッドライトが出回っていなかったので、高効率のハロゲンヘッドライトに変更していました。

以来10年近く球切れなど一度もなく稼働していますが、ヘッドライトは高効率のハロゲンとはいえ、正直あまり明るくなったとは言えません。最近ではLEDヘッドライトのバルブも進化していて、ポン付け出来る商品も増えてきました。そして何と言っても価格が安い!というワケで昨年に我がシグナスZのヘッドライトのバルブをLEDに変更したらメチャクチャ明るくなって感動したので、そのやり方と、ついでにポジションランプの交換の仕方について解説します。

LEDバルブの直流(DC)と交流(AC)

本当に最近はLEDバルブが安くなってきましたね。安いだけでなく加工などを必要とせずポン付けで交換出来る商品も増えてきました。LEDバルブが一般的になってきたことで、少しおさらいしておくと、LEDバルブには大きく分けて2種類あるんですよ。

  • 直流(DC)
  • 交流(AC)

この2種類です。

で、LEDバルブって直流(DC)のみ対応の商品が多いんです。最近は直流(DC)と交流(AC)の両対応の商品も増えてきましたけどね。

LEDバルブを選ぶときに、

  • 口金の形式
  • 色温度(ケルビン数)
  • ワット数

などのスペックばかりに気がいってしまいがちですが、この直流(DC)か交流(AC)か、という点も間違えないようにしてください。

自分のバイクが直流なのか交流なのかが分からないときは簡単に調べられます。

キーをONにしただけ(エンジンはOFF)でヘッドライトがON → 直流(DC)
キーをONにしてエンジンを掛けるとヘッドライトがON → 交流(AC)

ただし、勘違いしやすいのが私のシグナスZのように海外からの逆輸入車です。逆輸入車はヘッドライトのONOFFスイッチが付いているので、直流か交流かを確認するときは、あらかじめヘッドライトスイッチをONの状態で確認してくださいね。

ちなみに私のシグナスZは直流でした。

シグナスZのヘッドライトをLED化する

それでは早速作業開始!工具は+ドライバーのみでOK!

シグナスZは直流ということが分かったので、予めLEDヘッドランプをAmazonで購入しておきました。

購入したのはこちら。

https://amzn.to/3H8FpVk

20w x 2 とかって書いてあるのは、おそらくハイビームとロービームの切り替え時のことだと思います。バルブが2つ入っているワケじゃありません。

先程も言いましたが、私のシグナスZは購入してすぐに高効率のヘッドライトバルブに変えてあるので、このように青いバルブなんです。純正ではありません。ヘッドライトの下にあるバルブがT10型のポジションランプです。こちらはすでにLEDに交換済みです。

それではフロントのヘッドライトの上のカバーを外します。

まずは赤丸部分のネジを外します。

続いて運転席側の赤丸部分のネジ2つを外します。

はい、取れました!それにしてもクラクションがボロボロのサビサビ!これでもちゃんと音が鳴るのでヨシとします。

開いた部分を上から覗き込むと、、、。

こんな風になってます。ヘッドライトの防水カバーが見えてますね。この防水カバーの真ん中にあるカプラーをまずは引っこ抜きます。

はい抜けました!続いては防水カバーを引っ張って外します。

はい外れました!

そうしたら中に針金のようなもの(赤丸部分)が見えているので、これをグイッと押してから上方向(手前側)に持ち上げてください。

フックが外れて、このように針金が横に倒れます。これでバルブが取り外せるようになりますので、これまで付けていたバルブを取り外します。

購入しておいたLEDバルブを装着します。何も加工は必要なし。ポン付けです。針金を元に戻してバルブを固定してください。

ヘッドランプの交換はこれで完了!

これで後はさっきと逆の手順で元に戻すだけです。と、その前に、、、。

今のこの状態(針金で固定するまで)のまま、ついでにポジションランプを交換してしまいましょう。

ポジションランプもついでに交換

私のシグナスZはすでにLEDのポジションランプに交換しているので、今は交換しませんが、やり方だけ見ておきましょう。

さて、ヘッドライトのバルブを針金で固定するところまでやったら、、、。

ヘッドライトバルブの横の白いソケットではなく、その付け根にある黒いコードが見えてますね。このコードの先にポジションランプが固定されています。見えませんが、このコードの先にあるソケットを回してポジションランプを外してください。決して横にある白いソケットを回さないように!紛らわしい、、、。

見えない場所なので少々手こずるかもしれません。左に回せば緩むはず!固定は右に回してください。

ポジションランプも交換出来たら、あとは今度こそさっきと逆の手順で元に戻せば完了です。

ヘッドランプ、ポジションランプの両方ともLEDになりました。

夜になって点灯テストをする

さて夜まで待って早速ヘッドライトの点灯テストです。

イエーい!!明るい!さすがLED!最高〜!!

ビフォーの写真がないのが残念ですが、実際かなり明るくなりました。またすでに交換してから1年間ほど雨の日も風の日もハードにシグナスZを通勤に使用していますが、全く故障もありません。耐久性もバッチリです。

エンジンを止めた状態でヘッドライトをONにすると、多少LEDのファンの音がしますが、エンジンをONにすると全く聞こえないほど静かです。まあエンジンを止めた状態でヘッドライトをONにすることなんてないから全然気になりません。

まとめ

いやあ本当にLEDヘッドランプに変えて良かった!!もっと早く変えるべきだったと後悔しているくらいです。安くて耐久性も問題なし!いいことづくめでした。省電力なのでバッテリーにもやさしいですからね。

現行モデルの原付二種スクーターでも、ハイエンドモデルじゃない車種の場合、ハロゲンヘッドライトが標準装備のものが多いですね。でも、こんなに安くポン付け出来るLEDヘッドランプが手に入るんですから、自分でちょいカスタムがてら交換するのも楽しいもんですよ。

その際は直流(DC)と交流(AC)だけは間違えないように!

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