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シグナスZの基本メンテナンス〜Vベルトフィルターの洗浄または交換

私の通勤バイクとして稼働して10年目を迎える中国ヤマハ製125ccスクーターのシグナスZ。10年目を迎えて初めてVベルトフィルターエレメントというものを洗浄しました。Vベルトフィルター自体あまりよく知られていないんじゃないでしょうか?ヤマハ製のスクーターに乗っている方は1度チェックしてみた方がいいでしょう。

そもそもVベルトフィルターとは?エアフィルターとは違う?

Vベルトフィルターって、そもそも何だ?エアフィルターとは違うの??

と、思うかもしれませんね。私もVベルトフィルターってイマイチ良く分かっていませんでした。まずエアフィルターとは違います。全くの別物です。

詳しくは↓こちらの記事をどうぞ。

NMAXの基本メンテナンス〜Vベルトフィルターの洗浄または交換

とうことで、ヤマハ製のスクーターには付いているものが多いのがVベルトフィルターエレメントであり、定期的に点検・洗浄もしくは交換が必要なものであるということです。

ちなみにシグナスZのVベルトフィルターは、6,000キロごともしくは半年に1度点検しなさい(説明書に記載あり)とのこと。私がVベルトフィルターの存在を知り、今回初めてチェックしたときが新車で購入してから10年目で走行距離は16,000キロ以上のとき。

恐ろしいような楽しみなような、、、。

早速Vベルトフィルターのチェックをしてみましょう。

Vベルトフィルターの点検開始

まずはVベルトフィルターの場所なんですが、、、。

クランクケースのキックレバーの前方にある三角形のカバー内にあります。赤丸部分の3つのネジを外せばいいんですが、、、。

真横から見ると、このようにカウルが邪魔で左上のネジを回すことが出来ません。

なので、この黄色の枠部分のロアサイドのカウルを先に外します。まずは赤丸部分のネジを2つ外します。でも、これだけじゃこのカウルは外せません。

フロアボードのゴムマットを手でめくります。

すると、このようにネジが2つ(赤丸部分)隠れているので、それを外します。

これでカウルは外せますが、カウルの後方のこの部分にツメが集中しているので、後側から外すといいでしょう。

はい、外れました。

これでVベルトフィルターのカバーが外せます。赤丸部分のネジ3つを外してカバーを開けましょう。

さすがに10年目の汚れ具合はスゴいことに

それではVベルトフィルターカバーを外します。

オエッ!汚え!!

カバー内側もご覧の通り。ウエスなどで綺麗にしておきましょう。

真ん中のネジを外し、取り外したVベルトフィルターエレメント。さすがに10年間未チェックな汚れはなかなかのものですね。

裏側もまあ汚い。外側のゴムは外れるようになってます。

フィルターが収まっていた場所も汚れているので、綺麗に拭き上げておきます。

ボケボケですが、バケツに中性洗剤を少量垂らした洗浄液にVベルトフィルターエレメントを浸して軽くもみ洗いしました。するとみるみるうちに洗浄液が真っ黒に!

水で良くすすいでから、キッチンペパーなどでくるみ日干しして乾燥させます。乾燥させたら外したゴムをフィルターに合わせます。だいぶ綺麗になりました。

完全に乾燥したら元の位置に戻します。こうしてみると洗浄でかなり綺麗になったのがわかりますね。

もし、フィルターが破損などしていたら新品に交換してください。シグナスZってアクシストリートとエンジンが一部一緒なので、Vベルトフィルターも同じものが使われています。

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こちらのアクシストリート用が形状が全く同じなので流用が可能です。安いものなので交換してもいいでしょう。

さて、最後にカウルなどを戻して完了なんですが、1つ注意点。

カウルを戻す時なんですが、ロアサイドカウルはフロント側に突起(赤丸)がありますね。

なので、元に戻すときは先にフロント側の突起をこのようにフロントカウルの下にハメ込んでから、、、。

後方のツメ部分を押し込んでください。

これでVベルトフィルターの洗浄または交換作業は完了です。

まとめ

Vベルトフィルターの存在は、結構知られていないと思います。知らないで放置しているとあれだけの汚れが溜まるので、恐ろしいですね。逆に言えば洗えば簡単に綺麗になるので、定期的にチェックして洗浄してあげれば、愛車を長持ちさせることが出来るでしょう。

交換するにしても安い部品ですしね。

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メンテナンス自体も簡単なのでマメにチェックしてあげましょう。

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