カミさん専用スクーターとして絶賛稼働中の我が家のNMAX。うちのNMAXは中古で購入したものですが、すこぶる調子がいいです。ただ巷では「NMAX エンスト」や「NMAX 不具合」などの不穏なキーワードが、、、。その原因と思われる、いわゆるカーボン噛みに対してPEA配合の燃料添加剤で予防しておこうと思いました。
先程も書きましたが「NMAX エンスト」や「NMAX 不具合」といったキーワードがネットの検索に少なからず出てきます。色々と読んでみると、NMAXに関する不具合・エンストというのは大きく2つのことが取り上げられているようですね。
まず1つ目の方が、NMAXの不具合に関するもので、ヤマハが正式にリコールを発表したものです。
原動機のカムチェーンテンショナーにおいて、内部のスプリングの強度が不足しているため、カムチェーンの振れにより当該スプリングが破損するものがある。そのため、異音が発生し、最悪の場合、カムチェーンが外れてエンジンが停止して、再始動できなくなるおそれがある。
このヤマハがリコールを発表した上記の不具合の対象となっているのが、型式がEBJ-SE86Jとなっている車体で、製造月日が2015年9月21日から2017年1月13日までのものです。要するにマイナーチェンジ前の初期型が対象の不具合です。
この不具合は正式にリコールがなされているので、対照の車体に乗っている方はヤマハが無償で対策部品に交換してくれるので、特に問題ないでしょう。
そして2つ目が、NMAXのエンスト病とも言われるもので、走行中や信号待ちの停止からの発進時にエンジンがストールしてしまい、その後はしばらくエンジンが掛けられなくなるというもの。
こちらはヤマハから正式にリコールなどが出ていない不具合です。
このエンスト病は、正式にヤマハからはリコールの発表は無いため、どの車体が対象とは正確には判断が出来ないものの、どうやらほとんどの車体がやはりマイナーチェンジ前の初期型に多く発生している模様です。たまにマイナーチェンジ後の車体にも発生しているみたいですが、ほとんどが初期型。
で、うちのNMAXは中古とはいえ、マイナーチェンジ後の車体です。いやあ、一応購入前にNMAXの不具合やエンスト病のことを事前にリサーチをしていたので、出来ればマイナーチェンジ後の車体がいいなあ、と考えていたんですよね。
実際、購入以来4000kmほど走行していますが、上記のようなエンストはただの1度もありませんし、その兆候すら感じないほど調子はいいです。
とはいえ、少ないながらもマイナーチェンジ後の車体でも発生したと、ネットでは報告されているようなので出来れば対策しておきたいもの。なのでこのエンスト病なるものを調べてみました。
調べてみると、このエンスト病というのは、どうやらNMAXに限ったことではないようです。実に様々な車種で発生しているもののようです。
エンストの原因はズバリカーボンが噛んでいる状態。いわゆるカーボン噛みというもの。
エンジンで燃焼し切れなかった混合気がカーボン〜燃えかす(煤)となり、それが堆積してバルブに付着してバルブが動けなくなり、一時的にエンジンが始動不可になる症状です。
ポイントとしては4ストでインジェクション車だとなりやすいそうです。(ちなみに2ストはバルブ自体がないので起きないみたい)
というワケで、結局のところこのエンスト病〜カーボン噛みというのはNMAXに限らず、ちょっと大げさに言えば現在のバイクならばどの車種でも起こっても不思議ではないのかもしれません。ただ車種によって構造の違いなどで起きやすい・起きにくいはあるとして、NMAXは起きやすい部類なのかもしれません。
なので、対策はしておこうと。
で、PEA配合の燃料添加剤です。詳しくは↓こちらの記事を参照。
燃料添加剤でカーボン除去!最強のワコーズに匹敵?激安PEAをバイクに試す
私の通勤号である中国ヤマハのシグナスZと妻のNMAXに、PEA配合の燃料添加剤の中でもダントツのコスパを誇る製品を投入したという内容です。
NMAXにはエンスト病の報告が多数上がっているので、多少なりとも予防の効果はあるだろうと考えての投入です。
記事でも書きましたが、予防のための投入だったんですけど、、、。入れた直後からバイクの調子がスゴく良くなりました!いや本当に。あまりの効果に会社の同僚(シグナスX乗り)にも勧めたところ、全く同じ反応でした。
そんなことあるのかな?と思うんだけど、給油時に投入した直後からアクセルがメチャクチャ軽くなって気持ち良く吹けるようになったんだよ!
はい、それ私ら夫婦が感じたことと全く一緒です。
これ、絶対入れた方がいいです。マジでオススメ!特に中古で買ったバイクや過走行気味のバイクには効果てきめんですから。
古河薬品工業(KYK) 添加剤 フュエルクリーンハイブリット プレミアム
初回は2回連続で投入した方がいいそうなので、シグナスZ・NMAXとも既に連続投入済み。これでエンスト予防にもなるでしょう。
NMAXはカミさん専用機の為、私は普段乗っていないのでPEA燃料添加剤投入後の変化は分かりません。
うちのNMAXはこの添加剤投入のちょっと前にプラグを交換しているので、それとの相乗効果もあって調子が良くなっているのも考えられますね。 最後にカミさんのちょっとした感想を書いておきます。
ちょっと前までエンジン掛けるときの感じが「キュルル、ブオン」だったのが、プラグ?っていうのを変えたら「キュル、ブオン」になって、今回この添加剤?っていうのを入れたら「キュ、ブオン」になったよ。
だそうです。まあよく分からんが、とにかく始動性が格段に上がったのは感じられたようです。良かったなあ。
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